第2回 「ネットショップで注文が来ない」
(2011年11月1日)
インターネットから商品を購入すること(ネット通販の利用)が年々あたりまえになっております。
どんなに重たい商品でも、1~2日で自宅まで届けてくれますし、最近では送料無料のお店も増えております。
「実際、商品を見ないと買い物ができない」という意見も吹っ飛ぶくらい想像以上の便利さです。
とはいえ、流通業全体のシェアからするとネット通販が占める割合はまだまだこれからです。
言い換えれば、これからネット通販を始めること自体はまったく遅くないということです。
「そんな追い風ムードならばウチも始めよう」とネットショップを開き、連日おもしろいように注文が来るかといえば、そんなにアマくはなく、ほとんどのネットショップは閑古鳥が鳴き続けます。
「それじゃダメだ」と大手ショッピングモールに出店するも状況は変わらず・・・
初期費用や手数料、広告費がかさみ、原価スレスレの大安売りを二束三文でする始末・・・
これでは、商品が売れれば売れるほどマイナスがでるという致命的な悪循環・・・
どうしてこんなことになってしまうのでしょうか?
それは、「わざわざネットで買う必要性がない商品」を販売しているからかもしれません。
あるいは、実店舗やネット通販関係なく、そもそも「売れない商品」なのかもしれません。
実際の店舗で売れないものは、インターネットでもやはり売れません。
なぜかインターネットでは売れるという不思議なことはまずありません。
非常にあたりまえでストレートな現実です。
インターネットで売れる要素は大きく2つ。
・ものすごく安い商品
・ものすごく珍しい商品
ありきたりなどこにでもあるような商品でも、店舗価格よりも半額くらいでしたら、売れます。
あるいは、ネットオークションで高額落札されることがあるように、どこにもない珍しい商品であれば、少々高くても売れます。
そのどちらにも属さない中途半端な価格なうえに中途半端な希少価値しかない商品はどう考えても売れそうにありません。
こういった商品が数多く売られております。
ですので、まずは商品選び(インターネット販売に向いているかどうか)が重要です。
あとは、ショップ自体が「買い物しやすいお店かどうか」が重要ですね。
たくさんのチラシを撒いて(SEO対策)、お店まで呼んできたのはいいが、お店の入口がどこかわかりにくい(TOPページがゴチャゴチャしていて商品ページが不明)、店員の商品知識が乏しい(商品に関する情報が少なすぎる、大雑把)、レジで待たされる(注文フォームの操作が面倒)などのいろいろなお客様に「商品を買わせない工夫(苦笑)」がされてるショップがたくさんあります。
「根本的な商品選び」と「親切なサイト設計」がポイントです。
当然、リピーターを生むアフターフォローも重要ですが、まず最初に商品を
買ってもらわないとリピーターが誕生しないのはいうまでもありません。

